最初に作成したのが5月3日 コロナの緊急事態宣言で外出自粛の折、順調に作業進捗する。5月10日引き続き更新中5月11日午後5時にサイトを公開しました。しかし、待てど暮らせどグーグル検索に引っかからず、さてはグーグルのスーパーコンピューター障害かと疑い、ニュースのHPを検索するも、その様な記事はありませんでした。不思議に思いグーグルで検索しますと、この制作したホームページが名実ともに大海原の無人島になっていることが分かりました。(キャッチフレーズが無人島ですから)グーグルの検索君は、新しいホームページを探すのに、既存のホームページのリンクをたどってくる仕組みになっているようで、リンクの全くない、ただの趣味のホームページなどは足を踏み入れていただけないようです。やはり商売でなくてもSEO対策は必要なものであることを実感しました。(このままでは闇の趣味サイトになってしまいます。)また、友人知人に「〇〇で検索してね。へっへっ」なんて言うこともできず途方暮れてしまいます。ITに詳しい同僚に尋ねたい気もあるのですが、飽くまでも趣味でやっていることですから詳しく聞けません。とりあえずグーグル検索で調べてみるとアナリティクスの設定をすれば、検索君にホームページを見ていただけることが分かったのでやってみました。よく調べるとホームページ作成ソフトにもその設定がありました。(そんな機能があるのなら取扱説明書にも記載してほしい。)年末になると「宝くじ当たらないかなー」なんてよく思うのですが、買ったことはありません。そんな気持ちを思い起こさせました。(何でだろう。)5月20日頃
5月31日になってフルレンジスピーカーのページを追加しました。自分でやってみるまで気付きませんでしたが、ホームページの作成は時間も手間もかかります。ちょいと趣味の一つに加えようと始めたものですが、もう挫折しかかっています。それと「世界中の人が見ているインターネットの世界」なんて思っていたのですが、閲覧数からすると日本の0.00001%くらいの人しか見てなく、これが商売サイトなら閑古鳥が大群で泣いています。(ネットで儲けた話はよく聞きますが、損した人も多いのではないでしょうか。)ネットの実態も多少は分かってきました。よくテレビのニュースでネット炎上とか誹謗中傷でどうのとかやってますが、それは本当に限られた人の意見であり、気にしてはいけないものだと言うのも分かる気がします。維持費がかかってる訳ではないので、とりあえずこのまま暫く続けようと思ってます。
更新状況一覧
更新状況(2)
6月20日に300Bのページを追加しました。前回更新時にはサーバー容量(100MB)の調度半分だったのでまだまだ追加できそうです。コロナ禍で外出自粛の最中は凄く捗ったのですけど、もう過去のことですね。あの頃が懐かしい。
更新状況(3)
更新状況(4)
トップページが物足りないと思い込み加筆しました。最初に書いたことと矛盾があるかもしれません。人間一貫性が大切ですが、柔軟性の方がもっと大切です。風の吹くまま、気の向くまま、ああ寅さんになりたいけどなれないよな。
更新状況(5)
2020年12月5日にオープンリールのページを追加しました。この手の機器は処分しようと思っても形が大きいためなかなか辛いところがあります。また、中古の販売価格は高くても買取価格はバカみたいに安いのです。販売店に理由を聞くと「真面に動く機器がなく、メンテに莫大な費用が掛かる。」だそうです。TEACなんかにメンテに出すと10万位取られるそうです。かといって客から預かったものをそのまま売ると、苦情、返品の山となるのでしょう。素人にこんなの売れません。誰か十分理解の上買ってくれる玄人を見つけなければなりません。そんな面倒なことしたくないので、結局のところ無罪放免、家にしばらく置いておくと言うことになります。
更新状況(6)
令和3年1月に小池輸入レコード店のページを追加しました。東海地方には小池教信者が沢山いると思いますが、インターネットを検索しても、数えるほどしか出てきません。それと、出てくるのは、大抵ーディオがらみのホームページです。小池教は長岡教みたいなオーディオの教えだったのでしょうか。絶対に違うと思います。本文で書いた車座になっていた男たちは何者だったのでしょうか。もっと、もっと主張して良いと思います。誰か小池弘道さんの伝記「小池輸入レコード店~名古屋の戦後復興とレコードコンサート」みたいなものを出していただけないでしょうか。私は信者ではありませんが、勿論購入させていただきます。是非、信者の立場からの教祖としての小池弘道の話を伺いたいと思います。
ところで、SP盤時代は圧倒的に輸入盤の品質、音質の方が上だったのだと思います。(値段も高かったし。)1950年代のLP盤でも当然同じだと思います。1960年代はどうでしょう。ビートルズなんかは現在でもオリジナル信奉がありますから、やはり音質的には輸入盤の方が上だったと思います。しかし、1970年代はどうでしょう。オリジナル信奉はありますが、まあまあ日本盤も頑張っていたのではないでしょうか。1980年代以降はどうでしょう、80年代後半にもなりますとLP盤からCDの方に徐々に移って行くのですが、この時代になりますと輸入盤よりも国内盤の方が品質、音質とも良いものが目立ち始めます。国内盤は元から雑音が少なく輸入盤の様な埃っぽさはありませんでした。それに音質が加われば鬼に金棒です。この時点で輸入盤の役割は消えた訳です。(安価と言うメリットだけが残った。)今でも、80年代の輸入盤は中古レコード屋で300円コーナーにあったりします。
日本では自国の製品を、欧米の製品よりも下に見る癖がありますが、もっと自信を持って良いと思います。ビートルズの日本公演なんかでもそうです。素晴らしい公演だったのに(66年としてはですが。)演奏が散漫だったとか、マイクの調子が悪かったとか否定的な意見が多すぎます。同年のドイツ公演なんかと比較したら日本公演の方が数段上です。それとカラーで映像が記録されてるなんて凄いじゃないですか。ユニバーサルミュージックさん、早くDVDで出してください。
更新状況(7)
蓄音機の頁からSP盤フォノEQの頁を独立、分離しました。特に意味はありません。風の吹くまま、気の向くままです。
先日と言ってもだいぶ前ですが、音友ムックから「真空管フォノイコライザー」が廉価で発売されました。オペアンプのNF形RIAAイコライザーにプラスマイナス5デシベルのトーンコントロールと真空管バッファーの付いたものです。勿論MM用のステレオ仕様です。(簡単なキット仕様らしいです。)
なるほどEQにトーンコントロールを付ければ、どんなカーブにも対応できます。コロンブスの卵的発想です。
僕なら真空管バッファーは撤去し、電源を別途製作する改造をします。(妄想ですけど。)もう一寸早く発売されていればSP盤フォノEQは自作しなかったかもしれません。価格も約2万円で良心的です。(部品だけでも2万円以上は優にかかりそうです。)音友さんえらい。
更新状況(8)
AMラジオの頁を追加しました。先日、今使用しているスマホにFMラジオが内蔵されているのを知りました。「ラジコ+」と言うアプリで分かったのですが、一般のネット回線(パケット通信)を使用したラジオに加え、イヤホンをアンテナとしたラジオの電波を受信するSDRラジオチップが内蔵されているのです。「ラジスマ」と言うらしいですが、一般的な知名度はありません。SDRラジオとはICチップに直接アンテナを接続し、デジタル処理のみで音声出力できると言う超画期的なラジオで、コイルもバリコンも不要です。音も悪くありません。一寸前までは、ワンセグTV内蔵が普通でしたが、これからはFMラジオ内蔵が普通になるのでしょうか。(NHK問題が解消され、良い傾向と思います。)時代の流れが速すぎ、オジサンには付いていけません。
更新状況(9)
MusicalFidelityA1の頁を追加しました。
A級アンプはA級である証を前面に押し出さないとダメですね。MusicalFidelityA1は完全に成功しています。アキュフェーズやラックスなんかA級なのかB級なのか全然分かりません。どちらも定格出力まで完全にA級ですが、インパクトに欠けます。これらもメチャ熱くなるのですが、デザインが「熱いぞ危険」でなく、「クール」だからじゃないかな。
MusicalFidelityA1は、ぱっと見は可愛く、実は「私に触れると危険よ。」と、魅力的な感じもプンプンさせてます。遊び心満載なのですが、チープな感じはなく、小さい割に重いのです。作動時は噂どおりの熱量を発生し、目玉焼き器のあだ名が分かります。消費電力は7,80Wとアキュフェーズやラックスよりも断然軽い動作なのですが。
それと、謳い文句も、アキュフェーズやラックスは、「部品に〇〇を使ってます。」とか「〇〇回路を使ってます。」とか、「それがどうかしたの?」的な真面目さなのに対し、申し訳ないのだけれどMusicalFidelityは「ミュージシャンである〇〇が設計しました。」と、不真面目で面白いのです。音も物理的特性も絶対に日本製のアキュフェーズやラックスの方が上だと思いますが、一寸聴いてみたいとなとなるのはMusicalFidelityだと思います。
ジミーペイジよりも、もっとテクニカルなギタリストは沢山いると思いますが、やっぱりジミーペイジが好きなんですよね。イギリス製品わりと好きです。
更新状況(10)
トップページにコラムを追加しました。最新のデジタル機器は本ホームページに合わないのでコラムにしました。
更新状況(11)
レコードクリーニングのページを追加しました。コロナが落ち着いてきましたので、(とは言っても感染者は凄く多い)ページの追加が進みません。世の中、皮肉なものです。
更新状況(12)
令和5年3、4月でレコードのページを追加するのとともにブログをサイドメニューに加えました。最初、ブログなんて使わないと思って適当に追加していたのですが、収拾が付かなくなりこの様にしました。ただの自己満足です。
ただブログ投稿タイプ間のコピー方法が分からずテキスト、画像とも1個ずつコピーしました。「うーん、俺も老人力がついてきたな」と感心しています。
更新状況(13)
EQカーブ補正器の頁を追加しました。自作派ファンは、常に面白いものを作ってやろうと考えてます。Youtuberの宮甚商店のオジサンが言ってましたが、Youtubeのコメント欄に、よくこんなのが書き込まれているそうです。「ラジオなんか作らなくてもスマホで聴けますよ。」と。
そうなんです、書き込んだ人は、自作する意味や楽しさが全く分からないのです。苦労して作らなくても、そこにあって、それの方が安いし、性能も高級機並みなのです。
私らの世代では、アマチュア用の無線機が高価なため、無線機を自作している人が結構いました。「俺は無銭家だからな」なんて威張っている人が沢山いました。しかし、今はどうでしょう。自作派なんて肩身の狭い思いをしています。第一、自作した無線機では電波が出せないのです。電波を出すためには、発射する電波が電波法の基準を満たしていることを証明しないといけないのです。企業ならまだしも一般個人がこれを実施するのは不可能でしょう。
オーディオ系自作派の何割かは、本当は無線機を自作したいのではないでしょうか。子供だってそうです。自分で作ったもので電波を発射出来たら楽しいし、科学の目を持つことができるのではないでしょうか。テレビもデジタル化され一般的な電波障害が増えているとは思えません。電波の規制をゆるくしていただけると嬉しいのですが、絶対に無理な話しですよね。
話しが変わってしまいました。
この頃、物を作っていると感じるのですが、プリント基板を製作している時よりも、ケース加工の方が楽しいのです。若いころはプリント基板だけ製作し、それだけで使っていたりもしました。(バラックとか言っていた。)今は、中身よりも外観の方を大切にしています。これは、わがままなのでしょうか。
更新状況(14)
若松マランツ7の頁を追加しました。1970年代にはマランツ#7真空管式プリアンプのコピーキットが数種発売されていたと思います。勿論書籍等を参考にして自作した人も多いと思います。
また、マランツ7の他、マッキントッシュC22のコピーの沢山あったと思います。
これらの著作権は大丈夫なのでしょうか。それと当時のアマチュアの技術レベルの高さに驚かされます。
今ならプレート電圧が400~500Vある様なキットを大手メーカーや販売店から販売できるでしょうか。販売できたとしても作ってくれる人がどれだけいるか疑問です。
一寸前、TACのおっさんが言ってたのですが、真空管を買ってくれた人からこんなクレームが来たそうです。「310Aを購入したんだけどガラス部分とベース部分がカタカタする。」と。
TACのおっさんは「こいつアロンアルファも持ってないのか。返品されたってアロンアルファで付けて送り返すだけなんだけどね。」
真空管を知ってる人が少なくなって真空管屋さんも大変みたいです。
更新状況(15)
ホームページを作成していたノートパソコンに「ウィンドウズを読み込むことができません。」の表示。結局、再インストールの羽目になりました。ホームページアプリも工場出荷時に戻り、早速保存ファイルを開こうとしたのですが、ファイルはありません。
えらい目をしてパソコン内のファイルを元どおりに作成したのですが、今度は、サーバーへのアップロードが上手くいかないせいか、更新ができなくなりました。
そればかりか、アップロードの度に既存の画像が変形してしまいます。
丁度、AMラジオの頁を強化しようと思っていた矢先のウィンドウズ破壊。
こりゃだめだと思い、もうこのホームページも潮時だし、これを機に止めようと思いました。
そんな時、ふと三河湾ネットの使用容量(サーバーの容量)を確認してみたら、なんと100%になっています。このホームページ容量分は、ケーブルテレビの付属サービスなので、150MB以上は使えません。(お金を払っても無理)こんな貧弱なホームページでも150MBも使用してしまったみたいです。
またまた、こりゃダメだと思い、(でも、原因が分かって一寸嬉しい)つまらない頁を削除し容量を下げようと努力し、アップデートするのですが、症状は変わりません。よく考えたら、パソコン側で容量を下げてアップロードしても、サーバー側で削除したい不要なファイルが削除されているとは限りません。
FTPツールを立ち上げサーバーの中身を見て見ると、あるわあるわ、ゴミファイル、一番容量を取っていたのが、3年前のバックアップファイルで40MB位でした。画像データとかもパソコン上では更新となるのですが、サーバー上では使われなくなったファイルとしてそのまま残っていました。
サーバー上のファイルを一気に削除し、新たに転送したら容量は63%(93.3MB)まで低下しました。
まだまだ余裕があります。このホームページも、もう少し続けようと思いました。
更新状況(16)
この頃、東海ラジオ(1332kHz)の感度が非常に悪く、ググってみると段階的に複数の送信所を停波しているようです。全てのAM局がFMに移行するのが2028年と公表されていますので現在は、その準備段階でしょうか。
小中学生の時にラジオを製作して遊んだ最後の世代の我々としては寂しい限りなのですが、そうばかり言っておられません。
あの時代にかなえられなかった夢?である真空管ラジオの製作をしてみようと思いました。何時かは製作してやろう、と思っていても2028年以降は放送局が無くなってしまいます。「今でしょ」とばかり2台の真空管ラジオを製作しました。
本当は、でかいST管(ナス管)を用い、金属シャーシで、何処から見ても真空管みたいなラジオにしたかったのですが、そんなもの置いておく場所がありません。
と言う訳で、小さい真空管であるMT管を使用したスーパーラジオの製作し、その頁を追加しました。
スーパーと言っても特段スーパーな点はなく、ただ「スーパーヘテロダイン方式」(元々の周波数を中間周波に変換して増幅する方式)と言う普通の受信機です。でもまあ、AMラジオの頁でも書きましたが、アナログ方式のラジオでは最もよい方式と思います。
最近ではDSP技術を駆使したデジタルラジオが主流ですが、ラジオの製作と言う趣味からしますと、これには全然興味がありません。(宮甚商店のオッサンみたいですみません。)
更新状況(17)
aitenndo 6石トランジスタラジオキット AKIT-164
近頃、AMラジオの製作に凝っていてAMラジオの頁や真空管スーパーラジオの製作の頁を更新したりしております。
ラジオの製作は、高周波部分と低周波部分の2つの性質の違うものを両方を楽しむことができ、一粒で2度おいしい的な趣味の世界があります。
そんなこんなで、先日、東京でアマチュア無線フェアがありましたので、ついでにaitendoの店舗に行ってきました。土曜日に行ったので10人以上の客がおり、みんなやっぱ安い中華製が好きなんだと再認識しました。
aitendoでは安い部品の購入が目的でしたが、ついでに880円の6石スーパーラジオキットも購入しました。衝動買いと言う訳ではないのですが、どんなものか確認したくて思わず買ってしまいました。(ネットでの評判があまり良くなく興味があった。)
↑ 写真は小袋に分かれて入ってますが、これは整理のため私が分けました。買った時はほぼ部全てのパーツが1つの袋に入ってました。超合理的です。
こんなラジオキットですが、私が子供だった1970年代前半ではもっともっと高価でした。(1950年代であれば6石スーパーなんて超高級品だったんですけどね。)今は良い時代ですが、aitendoには50代以上と思われるオッサンばっかで子供はいませんでした。(中学生が少しくらいいても良いと思いますが、こんなものに興味のあるのはジジイだけか。)
気を取り直して買ってきたラジオキットの製作を始めました。他人の設計したラジオを組み立てるのも、責任がなく楽しい作業です。
↑ 早速部品を確認するとプリント基板の発振コイルの中間タップからのパターンが切れています。これが中華品質か、他の部分の気を付けないとな、と思いました。ググってみてもその様な不具合の情報はなく、私のプリント基板だけの不良であった様です。
しかし、回路をよく見ると少々、日本の常識と異なる所があります。初段はごく一般的な発振を兼ねた周波数変換で、2段目でIF増幅、3段目はトランジスタ検波段でAGCを2段目に掛けています。低周波1段目はトランス負荷で低周波2段目をドライブしてます。日本の常識的な回路では2、3段目はIF増幅で、その後ゲルマダイオードで検波します。低周波出力段もトランスでインピーダンス変換するのが普通ですが、経費節減か、そんな標準回路ではありません。
「キットはきっと動作する。」と言う、トラ技の名言に従い、とりあえずこのまま作ってみました。
しかしこのキット、噂にたがわぬ難物で、回路云々以前にプラスチックケースのバリがバリバリにあります。穴の部分等は、真面な穴の開いているところが無いのです。また、材質もプラモデルに使われているスチロール製で、柔らかいのは良いのですが、傷つきやすく削り過ぎてしまいます。
プリント基板を組み立てたら一発で音が鳴り「中華製、結構やるじゃん。」と思いました。早速ケースに納め総合調整しようと思ったのですが、ケースにプリント基板を固定するとバリコンのダイヤルが回りません。
なんだかんだ試行錯誤の後、バーアンテナの固定具の位置が間違っており、バリコンとプリント基板の間に挟まないといけないことが分かりました。
今度こそと思いスイッチを入れました。
ところが小音量ならそこそこ鳴るのですが、一寸音量を上げるとギャー音になります。ありゃ、中間周波発振だ、と思い、ダンプ抵抗やパスコンを追加するのですが、一向に改善しません。
よくよく調べたら、受信状態でボリウムを上げると、低周波回路が発振するではありませんか。
↑ 基板から低周波部分の部品を外し、その空いたスペースにICアンプ(JRC2135D)を挿入します。(一寸邪道だったかと後日反省。)使ったICアンプは、AMラジオの頁参照。
私は、いくらポータブルラジオでもスピーカーはガンガン鳴って欲しいと思ってます。しかし、現状の回路では増幅度も出力電力も期待できません。それと歪みもバリバリにあります。
設計者には申し訳ないと思いましたが、低周波部分はIC化しました。ICの場合は回路がBTL接続なので出力が期待でき、増幅度も自由です。
ここでは、先に組み立てていたプリント基板から低周波部の部品を撤去し、新たに製作したIC基板を親子基板として設置しました。
また、ついでにスピーカーも既存のものから同口径の300円位のやつに取り換えました。能率は多少低下しましたが、音は断然良くなりました。(元が880円なのに金をかけて改造してどうする?と後日反省。)
↑ 分かりにくいですが、低周波トランス等を引っこ抜いたところに、ICアンプ基板を挿入しています。オリジナルよりも断然音が良くなり、音量も3V電源とは思えない程です。
余談ですがこのラジオ、中間周波数が520kHz付近のようです。最初、タイニーSAを使って455kHzでIFTを同調調整をしようと思いましたが、全然上手く行きません。455kHzで同調させると感度がどんどん下がってしまいます。しょうがないのでメッソで調整し、その後タイニーSAで同調周波数を探ったら520kHzだったのです。この状態でダイヤルメモリも合ってましたので、局発もその様に調整され、これは確信犯だと思います。
通常のスーパーラジオだとNHK第2(909kHz)にビートが発生しますが、このラジオは平気でした。(CBCにでてるかも。←あまり気にならなかった。)
結果的には、感度も良く、まあまあのラジオになりました。(またまた余談ですが、電池ケースがマイナス極のバネ圧で折れると思いエポキシで固めました。転ばぬ先の杖です。)
更新状況(18)
レコードクリーニングの頁を加筆修正しました。レコードはクリーニングできますが、反りは直せるのでしょうか。そもそもレコードは反りにくくできているので、反りのあるレコードに当たってしまうのは極まれで、一生の内でも数枚くらいではないでしょうか。
曲者はヒートダメージかなにかで、アームの共振周波数と、溝の反り周波数が合ってしまう盤です。大したそりでなくても針が飛んでしまいます。
アームの共振周波数は、重いカートリッジと重いアーム及び軽いカートリッジと軽いアームの組み合わせで適正値(10Hz前後)、重いカートリッジと軽いアームで高くなり、軽いカートリッジと重いアームで低くなります。
アームの共振周波数の測定はテストレコードを使用します。テストレコードには1Hz刻みで10Hz前後の周波数が録音されており、トレース状態を目視すれば、共振周波数が分かります。(共振周波数でカートリッジがブルブル震える)
異なる共振周波数のカートリッジが使えるようにしておけばトレース能力向上になります。共振を抑えるダンプ機構の付いたアームもありますが、概して音は良くないようです。(知らんけど)