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レコードクリーニングの頁を加筆修正しました。レコードはクリーニングできますが、反りは直せるのでしょうか。そもそもレコードは反りにくくできているので、反りのあるレコードに当たってしまうのは極まれで、一生の内でも数枚くらいではないでしょうか。
曲者はヒートダメージかなにかで、アームの共振周波数と、溝の反り周波数が合ってしまう盤です。大したそりでなくても針が飛んでしまいます。
アームの共振周波数は、重いカートリッジと重いアーム及び軽いカートリッジと軽いアームの組み合わせで適正値(10Hz前後)、重いカートリッジと軽いアームで高くなり、軽いカートリッジと重いアームで低くなります。
アームの共振周波数の測定はテストレコードを使用します。テストレコードには1Hz刻みで10Hz前後の周波数が録音されており、トレース状態を目視すれば、共振周波数が分かります。(共振周波数でカートリッジがブルブル震える)
異なる共振周波数のカートリッジが使えるようにしておけばトレース能力向上になります。共振を抑えるダンプ機構の付いたアームもありますが、概して音は良くないようです。(知らんけど)