aitenndoのロータリースイッチ

2028年問題のためか、この頃、ラジオの製作に凝り固まっています。
しかし、DSPラジオには踏み込んではいけない鬼門の様な所があり(?)、積極的には近付かなかったのですが、とうとう足を踏み入れてしまいました。
ここでは、そのDSPラジオを製作した時の部品であるロータリースイッチについて紹介します。これがなかなか良くできているのです。

↑ 中華製のロータリースイッチ、よく考えてあります。これは2回路用ののですが、最大6接点で、突起の付いたワッシャを写真の穴に差し込むことにより2接点から6接点までを調整することができます。(2の位置に差し込むとツマミが1クリックしか動かない。)ALPHA(ALPSのパクリ?)さん凄いです。

使っている部品は中国製が多く、そのほとんどはaitenndoの通販で購入しました。上の写真の様なロータリースイッチは日本製を探しても見つかりません。ALPSでもALPHAでもホビー用途なら同じです。破格の中華部品は凄く有り難いものです。中国aitenndoさん、このまま頑張ってください。応援しています。
ところで、昔の無線機はトリマコンデンサが経年劣化か振動等で調整がずれ、感度が悪くなることが良くありましたが、現在、調整がずれた無線機なんて滅多にありません。(あくまでも個人の感想ですが)これは勿論、主要回路がデジタル化されたためと思います。TS-520なんかどれ程のトリマコンデンサが使われてたか分からない程大量に使われてました。今の無線機はその1/10も無いと思います。(知らんけど)私のモットーである「無調整は高性能、高寿命、高音質」に合致しています。
しかし、趣味として考えた場合、調整箇所が無いのは一寸寂しいです。それは手が掛かることが趣味として楽しく嬉しいからです。ネットで音楽を聴くことよりもレコードで音楽を聴く方がより趣味的と言えます。レコードを聴くには、レコード盤とスタイラスをクリーニングし、たまには針圧やインサイドフォースキャンセラーを気にし、稀に接続端子を掃除すると言ったことも必要だからです。うーん、これはもうDSPラジオを動作させるPICのプログラミングを自作するしかありません。(無理だけど)

2024年12月11日