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ファッション織物

ファッション織物

彩艶 麗艶

ファッション用生地に利用されるニドム加工は現在艶栄工業が唯一継承し他の(ニドム風)風合加工とは厳然として差別化されております。
また、『TSB』『麗艶』の加工名は商標登録され他社の追随を許さない仕上がりとなっています。

TSB(ニドム)加工の特徴

ニドム加工の風合いの特徴は水中での<揉み:叩き>加工と、この加工で発生するフィブリル(分繊化)を酵素を使用してコントロールすることにより生み出されます。

1.生地特性

上記の生地特性は水中において織物をリラックスさせた状態で膨潤させ生地と生地の表面をこすり合わせる(揉み、叩き)加工により天然素材の特性であるブレード性やハリ、コシ感を持つ弾力性を与え同時にフィブリル(分繊)を発生させます。

2.表面感

3.機能性

上記、表面感と機能性は(揉み、叩き)加工により発生させたフィブリルを酵素処理により均一にコントロールする事により独特のパウダー感、落ち着いた光沢感、肌触りのよさなどの表面感や、吸水性、放湿性などの機能性を生み出します。

ニドム加工機の特徴

ニドム加工機はイギリスのコートルズ社により開発された世界初の精製セルロース繊維『テンセル』の専用加工機として日本で開発されました。
このニドム機の最大の特徴は、各室に仕切られたドラムが高速で回転し内部の水は繰り返し激しく空中まで持ち上げられてドラムの底に落とされることです。その中で生地反物は互いに揉み合い、叩き合いフィブリル化を促進させます。

1.ドラム

内側ドラムの直系は従来機に無い大きさで充分な水量をコントロールでき、シリンダーの内壁は特殊加工により加工中の繊維のシワの発生を抑えるように設計がされています。

2.制御

ドラムの回転はインバーター及びタイマーで制御され基本条件の設定によりシリンダーの回転方向、速度、時間を織物組織、生地重量、薄地、厚地、広幅などの対応を可能にしています。

ニドム機の揉み、叩き

加工時の反物は拡布状態でたたまれて加工されるため、長さ方向に引っ張られる事も無く、リラックス状態で反物の表面が均一に加工されます。
また、反物ごとに仕切られたスペースで加工されるため、モツレやカラミの発生が抑えられフィブリルも均一に発生させる事ができます。

艶栄工業 お問い合わせ先

〒443-0044 愛知県蒲郡市宝町2-29
TEL:0533-68-2196   FAX:0533-68-3200   email:tsuyaei.info@gmail.com

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