EMの培養
10倍EM活性液

材料 EM−1 200t
糖蜜 200t
くみ置き水 1600t
※2g入りペットボトルで作る場合


作り方

@ペットボトルなどの栓のしっかり閉まる容器にEM−1、糖蜜、くみ置き水を1:1:8の割合で入れる。冬場は40度くらいのぬるま湯を使う。

A
@を10〜15日間くらい、流しの下など1日の温度変化が少ない所に置いて醗酵させる。

※1か月くらい保存できますが、できるだけ早く使い切りましょう。


できたかどうかを判断するには

@
甘酸っぱい醗酵臭がしている。

A
液体が赤茶色になっている(EM−1と糖蜜を使用した場合)。

B
pHが3.8以下(酸性)になっている(理想的には、3.5以下がよい)。

※EM活性液の表面には、真っ白い薄い酵母の膜が張ることがありますが、この現象は正常です。しかし、茶色の酵母が張る場合はよくありません。


100倍EM活性液

100倍利器 (装置でつくる100倍活性液)

百倍利器(写真左)など、専用の装置で安定的に大量につくったEM活性液

EMと糖蜜と水との割合は1対1対98
(割合は装置の種類によって多少異なる)


活性液をつくるメリット
EMの中の微生物を活性化させて、EMを早く定着させ、効果を出すことです。EM−1はいろいろな微生物が共存し、安定した状態になっています。EM活性液は、糖蜜(エサ)などの糖質を加えることによっ
て、そのなかの乳酸菌と酵母を主に活性化させ、投入先での微生物の働きを効果的にします。


使い方

家庭排水や河川の浄化のために使う場合はそのまま流します。
菜園等で使う場合はEM−1に準じて希釈して使います。
百倍利器など、専用の装置で安定的に作ったものであればEMボカシや米のとぎ汁発酵液の材料として使うことができます。

最近は経済的に有利であるため各所の浄化活動や農園で使われてきております。


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