手打ちうどんやをよし二代目・義二の自慢話

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手打ちの絵竹島の海岸にあった蒲郡を代表する旅館の「常磐館(ときわかん)」が盛んだった昭和の初め頃、

御料理の中にうどんの品書きがあってな、

うどんをよく「常磐館」に出前したんだ。


その関係で、昭和四年九月に皇室の方がお泊りになられたときに、

うどんをお出しすることになったんだ。

そりゃぁ神経つかったぞ。

うどんを打つときなんか、係の人が来てあれこれ注意すべきことを言われてな。


しかし、皇族の方にワシの打ったうどんを召し上がってもらうなんてとても名誉なことだよな。

その時の記念として頂いた煙草入れは今でも大切にしまってあるぞ。




昭和40年頃のやをよし


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