蒲郡市議会議員
公明党
松本まさなり
平成14年3月定例会一般質問要旨
問:リバースモーゲージ制度の導入を
リバースモーゲージ制度は、高齢者が住宅などを担保に金融機関や自治体からお金を借りて生活費に充当し、死亡時に不動産を処分して借金を一括返済する制度であるが、この制度に対する認識と対応はどのようか。
答:<栗田健康福祉部長>
市においても検討を進めていたが、債務保証や金融機関の理解、法定相続人への対応など大きな課題が想定される制度であり、自治体が導入するには慎重にならざるを得ない。国が新年度からこの制度を導入しようということだが、詳細はわからない。情報が入り次第、利用者が高齢者であることから、手続きや法定相続人への説明など、PRも含め、市と市社会福祉協議会とが連携をとる必要があると考える。
問:バランスシートの公表を
近い将来、市全体のバランスシートを作成し、公表していく為にも、毎決算終了の度に普通会計のバランスシートは作成し、ホームページ等において公表すべきであると思うがどうか。
答:<富田総務部長>
普通会計のバランスシートは都市間の比較という観点から、昨年平成11年度分を作成、今年度も12年度分を内部資料として作成した。今後、問題点などを検討し、できるだけ実態に合った形での公表を研究してまいりたい。市全体のバランスシートは総務省のマニュアルをベースに研究・検討していく。
問:行政コスト計算書の導入を
市全般の活動状況をわかりやすく説明する視点から、行政コスト計算書(コストと行政活動の効果を比較することによって、行政活動の効率性を判断する材料になる)の導入についての考えはどうか。
答:<富田総務部長>
行政コスト計算書の作成は、バランスシートと対の役割を果たすものと考えており、地方公共団体で正しいコスト計算をする為には、「連結」でのバランスシート、行政コスト計算書が求められる。今後、バランスシートと併せて、研究・検討していきたい。
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