私的"H"ゲームアワード2005
「ToHeart2 は移植なので対象外です 2005」


作品部門
☆最優秀作品賞☆
パルフェ 〜 chocolat second brew 〜(戯画)
○優秀作品賞○
処女はお姉さまに恋してる(キャラメルボックス)
らくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜(TerraLunar)

 ToHeart2 が移植特例ということで、繰り上がりでパルフェ。パルフェ、5 人ヒロインが居るんだが外れが居ないというか寧ろメインヒロインが喰われまくってる。まぁメインが喰われるのは、ショコラの続編としては当然か(笑)しかし普通のメイド喫茶もので終わらずギミックが仕込んでるあたりも。綺麗に騙されると気分が良いモンだね。

 おとボクは、百合っぽい雰囲気ながら百合百合せずドロドロもせず爽やかだったのが高ポイント。そして後は、瑞穂ちゃんの魅力か。らくえんは、エロゲ制作が舞台って何か色々と切なくなる題材だけど、ノリとテンポが良くてよろしかったですよ。


主演女優部門
☆最優秀主演女優賞☆
秋野紅葉(さくらむすび)
○優秀女優賞○
花鳥玲亜(パルフェ)
雪乃明日香(パルフェ)
夏海里伽子(パルフェ)
厳島貴子(処女はお姉様に恋してる)
蟹沢きぬ(つよきす)
伊東わかば(ゆのはな)
桂沢穂波(ゆのはな)
久我環(魔法はあめいろ?)
水守崎歌(神様のいうとおりっ)
横村しずか (はちみつ荘でほっぺにチュウ)

 というわけで今年もランキングにあげた萌えキャラの中から上位 11 人(最優秀 1 優秀 10)を選出してみました。

 最優秀は秋野紅葉。ひっじょ〜〜〜〜にナイス幼なじみ。文句のつけようが無いぐらい幼なじみ。幼なじみ萌えとしては、それ自体にアドバンテージがあるんだが実は最優秀が幼なじみを獲るのは初。もう幼なじみレベルとしては、あかりレベル。大ヒット。さくらむすびは、幼なじみの為に出来てるといっても過言ではないぐらい。世話焼き、おかっぱ、主人公がスキスキダイスキ、というまぁ文句のつけようがない、理想的な幼なじみでした。

 以下順不同で………花鳥玲亜、厳島貴子、久我環。この辺りは今年流行のツンデレキャラ(笑)まぁツンデレ自体は、古来より各エロゲに配置されやすいジャンルだから意図的にいれたか、そうでないかは問題ないかと。ただツンデレも幅が広く、最初ツン段々とデレの基本は同じでもデレになってからもツンを忘れないキャラとデレデレに成るキャラが。玲亜と環はツンを忘れないキャラで、貴子さんはデレデレになる部類か(笑)個人的に今年の最優秀ツンデレは玲亜かなあと。やはり一ジャンルを形成するだけあって、ツボにはまれば強力なのがツンデレの強みかと。

 蟹沢きぬと、横村しずか。ランクインはしなかったけど、宮本静玖(ふたりの兄嫁)と_summer(波多野小奈美)。この辺りは幼なじみ枠。今年は幼なじみの辺り年だったなあ。皆さん、幼なじみとしての基本(最初から好感度 MAX 状態)で素晴らしい。エキセントリックなキャラだけど、蟹もちゃんと基本をちゃんと抑えてるしね。健気だし。いやぁ、これだけナイス幼なじみがでてくるとホクホクですよ。

 あとは個別に、雪乃明日香は天然系小悪魔といおうか。なんというか上目遣い最強。里伽子は、あー………ねぇ?(笑)今回、一番シナリオ補正が乗ったキャラか。わかばは天然系、穂波はほなにー(ぇ。二人しておかっぱなんて、ゆのはなはホント地獄だぜ(ぇ。歌は「お尻はきたなくありません」の名セリフが。いや、ホントにツボ(笑)


主演男優部門
☆最優秀主演男優賞☆
鏑木瑞穂(処女はお姉さまに恋してる)
○優秀主演男優賞○
アロウン(Tears to Tiara)
草津拓也(ゆのはな)

 男優とかいわれると一瞬、首をひねってしまいがちな瑞穂ちゃんが最優秀。どうも学園モノの主人公は肝心なところでヘタレる傾向があるなかで締めるとこをキチッと締めるあたりが好印象。まぁ女の園のなかで一人だけ男の子ですからね、ガチでアリウープを決めてしまう辺り完璧超人なのですけれどね。やはり主人公たるもの嫌みなくまとめる能力が必要なのですよ。

 新妻が新床にくるアロウン様は、やはり過去辺りの話の影響が大。草津くんも、ヘタレ系の方々が多いなかで熱血系であります。まぁ基本的にバカだけど(笑)


助演女優部門
☆最優秀助演女優賞☆
河南子(智代アフター)
○優秀助演女優賞○
高島一子(処女はお姉さまに恋してる)

 河南子さんはホボ文句なし。鬼のようなキャラ立ちをしてます。なんだこのキャラは(笑)正直、こんなにお笑いに真摯な女性キャラクターはじめてみたぞ。鷹久という決め撃ちがいるものの、やりようによっては河南子だけで 1 本つくれる位のキャラです。まぁ知夏(そらうた)と微妙に被ってるとかいうのは禁句(笑)

 一子ちゃん。微妙にメインかなという気もするけど、エンディングの扱い的には BAD というか雅史エンド的な雰囲気だったんで助演に。マシンガントークが心地よいキャラなのです。つーか、ハンバーグ驚かせて自分で泣いちゃうあたり萌え。


助演男優部門
☆最優秀助演男優賞☆
瀬良邦彦(さくらむすび)
○優秀助演男優賞○
鮫氷新一(つよきす)

 邦ちゃん。なんといっても、可憐ルートの締めが。いい人だ。いい人すぎる。そしていいメガネ。

 鮫の方は、ボクラのヒーローだ。……とベジータさんがいってました(ぇ


原画部門
☆最優秀原画賞☆
☆画野朗(さくらむすび)
○優秀原画賞○
藤原々々(ゆのはな)
たまひよ(MARI+DIA)

 ☆画野朗はさすがというか。この辺の淡い雰囲気を描かせたらトップクラスですね。と。まぁロリが過ぎる面がありますがね(笑)藤原々々と、たまひよも、もう定番どころというか安定株なのですよ。


シナリオ部門
☆最優秀シナリオ賞☆
丸戸史明(パルフェ、ショコラ)
○優秀シナリオ賞○
枕流(鎖)
タカヒロ(つよきす)

 丸戸は、もうすっかり安定してしまいましたな。どうもシナリオ間の力のいれ具合にバラツキがある印象があったんだけど、パルフェではその辺りの問題も解消しつつ、一番力をいれるべき所には尋常じゃないパワーを注いでるのも替わってなかった。まぁ、文句ありませんな。枕流は、言い回しが独特というか詩的というか(笑)いやぁ、この辺の感性は凄いなと思います。男根!男根!(ぇ。タカヒロは、ノリの良さなら 2005 年トップクラスかな。ゲームの作りの問題もあるけど、クライマックスの盛り上がりがいまひとつとも思ったけど途中までのネタの仕込み量は素晴らしいものがありますね。


音楽部門
☆最優秀音楽賞☆
智代アフター(Key)
○優秀音楽賞○
Tiars to Tiara(Leaf)

 音楽は流石というか智代アフター。智代アフターの最終評価が、音楽に騙されたの俺としては納得の受賞です(笑)この辺のゲーム音楽というか、場面にあった音楽作らせると KEY はさすがだね。Leaf もこの辺りはさすがというか。鍵より作ってるジャンルが幅広いけど、ちゃんと会わせてくるあたり流石かと。やはり葉鍵は強いです。


主題歌部門
☆最優秀主題歌賞☆
Life is like a Melody(智代アフター)
○優秀音楽賞○
Leaf ticket(パルフェ)
You make my day!(処女はお姉さまに恋してる)
chu-chu-chu (すぱっちゅ!)
ラムラム FISH(南国ドミニオン)
祈りの言葉(MERI+DIA)
Until(Tears to Tiara)
Mighty Heart 〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜(つよきす)
星座(鎖)
Light colors(智代アフター)

 主題歌賞は、2005 年に「発売になった」全ソフトが対象です。未クリアとか関係なしです。というわけで、今年発売の中から 10 曲選んだ結果が上の通り。 やはり定番所、葉鍵、I've そして各種エンディング曲が強いランキング。それでも葉鍵、I've 以外の水準も上がってきて割と格差が詰まってきてるんじゃないかなあというのが最近の感想。

 それでは各曲一言ずつコメント。「Life is like a Melody」は、2 年連続で KEY 締めの歌。なんか聞いてる内に、このエンド自体もありなのかなあと思わせた時点で完全に俺の負けです(ぉ。「Leaf Ticket」I've、やや無難すぎるかなぁとおも思うけどゲームの雰囲気にはあってますね。「You make my day!:これはノリというか勢いが好きだなあ。「chu-chu-chu」、全体的に可愛らしい感じが良い。「ラムラム FISH」南国いんじゃない!(笑)「祈りの言葉」、いかにもエンディングっぽい感じで無難な感じだが良い。「Until」やはり、エンディング。微妙に切ない感じが良い。「Mighty Heart」まぁ電波ソングの類(笑)途中に入るセリフを聞くと KOTOKO も成長したなあと感じるわけです(爆)「星座」、エンディング。Suara の声は良いなあ。「Light Colors」如何にも KEY の OP と言う感じですが良いモノは良いのですよ。


まとめ

 基本的に、プレイ済みの移植作は賞から外す規定により ToHeart2 XRATED が対象外に。というわけで割と混戦模様となりまして。そんなかで強かったのはやはりパルフェか。ランキングではそれなりだった、さくらむすびのキャラレベルの高さも凄いけど(笑)あとは、葉鍵の安定度はさすがという辺りかな。

 んじゃ 2006 年も良いエロゲに巡り会えますように。





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