私的"H"ゲームアワード2004
「ユメノオオダイ 2004」


作品部門
☆最優秀作品賞☆
CLANNAD(Key)
○優秀作品賞○
愛 Cute!キミに恋してる(ぱれっと)
DearMyFriend(light)
巣作りドラゴン(ソフトハウスキャラ)

 今年もやっぱりランキングと大して変わらないかも。というわけで「CLANNAD」なんだけど、ボリューム有るけど各シナリオは平均的な長さでやりやすい。そのシナリオが最後にちゃんと(?)まとまってるのは高評価。愛 Cute !は散々いってるけど俺の好み。主人公がちょっとヘタレてる&チョコの存在で賛否両論あろうが、俺はみんないい人にみえたので好きなのです。というか最近、弱ヘタレな主人公多いなあ。

 んで「DearMyFriend」これは人に薦めやすいというか、初心者から上級者まで(?)無難に遊べるつくりに。やっぱり主人公がヘタレ化するのがやや問題だけど、その辺が気にならないなら十分楽しめるかと。「巣づくりドラゴン」はゲーム性重視で。やることが多すぎて、序盤やや難易度シビアだけど波にのるととまらない感じがよいのです。


主演女優部門
☆最優秀主演女優賞☆
古河渚(CLANNAD)
○優秀女優賞○
坂上智代(CLANNAD)
桃園かりん(魔法とHのカンケイ)
黒崎小麦(DearMyFriend)
緋月鮎美(燐月)
佐倉知夏(そらうた)
嘉島聖(Princess Bride)
白瀬憂(Floralia+)
浅葉ののか(ホワイトブレス)
大山恵比子(下級生2)

 まず初めに、今年から萌えキャラランキング廃止しました。つーか 49 本もやったエロゲのキャラクタ並べるのはさすがにしんどい(笑)そんなわけで、ランキングにあげた萌えキャラの中から上位 11 人(最優秀 1 優秀 10)を選出してみました。

 最優秀は、渚。まぁ最優秀作品のヒロインは強いんですよ。やっぱり(笑)

 以下順不同で、智代は CLANNAD というか KEY 史上最強のエロインということで選んでみました。エロないけど。桃園かりん、佐倉知夏、嘉島聖は幼なじみ枠で選出。その中で今年の最優秀幼なじみは桃園かりんに決定です(笑)ちょっと順番飛ぶが、浅葉ののかはおかっぱ枠選出。幼なじみ枠だった、かりんもやっぱりおかっぱ枠でも。だが、最優秀おかっぱは浅葉ののか。橋本タカシは偉大なのです。小麦、罵倒系キャラながらところどころテンパったあたりがカワイイ。緋月鮎美、消極的ながら妙にヤキモチ焼きという、いかにもお手軽というかお手頃なキャラですが(笑)あと、憂ちゃんは天然系。エビスは超ダークホース。俺は好きだよ。真面目に。よく考えれば、エビスもおかっぱ枠か?(笑)


主演男優部門
☆最優秀主演男優賞☆
冬條陽平(愛 Cute!キミに恋してる)
○優秀主演男優賞○
岡崎朋也(CLANNAD)

 主演女優と打って変わって、不作だったりする主演男優。49 も対象作品があって、なんじゃそりゃって気もするが、世間的にヘタレ気味な主人公が多いらしく微妙に一長一短な感じが否めなく……。最優秀も該当無しにしようか迷ったんだけど……。

 そんななか、最優秀主演男優をとったのが愛 Cute!の主人公。世間的にはヘタレヘタレといわれてますが、このヘタレには妙に共感する部分が多いのです。だから世間でいうほどヘタレに見えないし、いたしかたないと思えてしまうのです。優秀は岡崎くん。ところどころヘタレたけど、締めるところをちゃんと締めたのが高評価と言うことで。


助演女優部門
☆最優秀助演女優賞☆
メイ・アルジャーノ(Quartett!)
○優秀助演女優賞○
三枝由紀香(Fate/stay night)

 いつも難航するこの部門だけど、今年はブッチギリでメイ様。つーかものごっつい男前です。ここぞということきに、これだけスパンとモノが言える性格、昨今だと主人公でもいねえよ(笑)見ていてひじょーに気持ちよかったです。今年のこの部門はメイ様の為だけにあると。三枝さんはおかっぱ枠特別選出だしね。攻略可能なので対象にしなかったけど、魔法とHのカンケイ。の鷺沼エリカもなかなかいい仕事してました。スプーン曲げを嬉しそうに主人公にみせた(笑)


助演男優部門
☆最優秀助演男優賞☆
春原陽平(CLANNAD)
○優秀助演男優賞○
鷺沼薫(魔法とHのカンケイ)
緋月幸一(燐月)

 春原くんは満を持しての、というかキングオブ馬鹿友達。ちょっと一部ヘタレるとこもあったが、まぁある意味全部が全部ヘタレてるんでいっかってことで(笑)鷺沼くんはさりげなく主人公をあやつってます。緋月のおっさんは、委員長の原型(??)ということで……「や、や、そんなことありませんよ」


原画部門
☆最優秀原画賞☆
橋本タカシ(ホワイトブレス)
○優秀原画賞○
くすくす(DearMyFrined)
カワギシケイタロウ(燐月)
たかみち(Inclusion)

 原画さんは相変わらず豊作。正直、どこまで含めるかで迷ったんだがこれ以上増やすと際限ないんで。その中でトップは橋本タカシ。もともと定評があるんだけど、今回のタッチは非常に俺好み。世間的には Pia キャロ3とかのがいいみたいですが、俺はホワイトブレス路線が好きです。くすくす氏、この人も安定してます。タロウさん(犬)もステキデス。カワギシケイタロウ、かなり好みの画風。立ち絵もイベント絵も安定してたんで、これからも期待してます。たかみち氏、何時も通りで。


シナリオ部門
☆最優秀シナリオ賞☆
麻枝准(CLANNAD)
○優秀シナリオ賞○
永田和久/まるいたけし(アルルゥとあそぼ)
山田一(家族計画〜そしてまた家族計画を〜)

 えっと、どうしましょう。何時も通りのメンバーがそろったというか。もう言うことが無い(笑)優秀のシナリオは反則気味ですが、やっぱあの後日談をかかれたら弱い。めろめろなのですよ。


音楽部門
☆最優秀音楽賞☆
CLANNAD(Key)
○優秀音楽賞○
Quartett!(LittleWitch)

 とりあえず二強。圧倒的かと思われた Key の牙城を脅かすぐらい Quartett! は良かった。ただやっぱり、場面場面にあわす曲と演出を考えるとまだまだ Key は固いかなあと。二強を演出するために外したけど、お願いお星さまとか V.G NEO の音楽も良かった。特に V.G. NEO の「女神降臨」は「We Survive!」のアレンジなんだけど非常に盛り上がって良いアレンジでした。


主題歌部門
☆最優秀主題歌賞☆
小さなてのひら(CLANNAD)
○優秀音楽賞○
貴方にとどけ(愛 Cute!キミに恋してる)
IMMORAL(IMMORAL)
SHOOTING STAR(お願いお星さま)
ランピン’(Quartett!)
虹の彼方へ(Quartett!)
Fatally (DUEL SAVIOR)
愛は静かな夢に降る(ホームメイド -Home maid-)
Princess Brive!(プリンセスブレイブ!)
Together…(Peace@Pieces)

 主題歌賞は、2004 年に「発売になった」全ソフトが対象です。未クリアとか関係なしです。というわけで、今年発売の中から 10 曲選んだ結果が上の通り。やっぱり Key は強かったというか。I've が 3 曲と相変わらず安定しているなか、2 曲ランクインした Quartett! の健闘が目立ちます。しかし 10 曲中 6 曲がエンディング曲ってあたり、俺のエンディング曲好きがわかります。

 それでは各曲一言ずつコメント。「小さなてのひら」は、これはゲーム中で最後を締めるのにふさわしかった。ここぞという感じでした。「貴方にとどけ」、これもゲームを締める曲。歌詞がなかなか個性的ではありますが(笑)「SHOOTING STAR」、つづけてゲームを締める曲。ゲームのテーマにもあってたかなあ。と。「ランピン’」、デモ使用曲。恋のステージはじまるというフレーズにあっていたかと。「虹の彼方へ」、確実なんてボクが作ってしまおうってフレーズが好き。「Fatally」、戦闘中でこれがかかっちゃやられるでしょう(笑)夜の闇が〜辺りのフレーズが好き。。「愛は静かな夢に降る」、みつあうだけでキスの予感ってとこが好き。「Princess Brive!」ノリが好き。小さなてのひらが無かったら、これが一番だと。「Together…」、しんみりと。以上です。


まとめ

 デモ部門は環境負荷が高い(?)ので辞めました。ええ、気になる人は個人的に聞いてくださいな(笑)

 というわけで久々に 10 万 Over な売上をだした作品もあったりして、割と盛り上がったンじゃないでしょうか 2004 年。その中で CLANNAD が 2 年半という延期期間はあれど、完成度の高さというか安定感というか、Key は Key だねって感じで各賞もってきました。やったゲームが多すぎて、微妙なところで漏れたのもあるけど、お兄さん的には相当満足な一年でしたよ。ええ、その分めんどくさかったけど(爆)

 2005 年も良いエロゲに巡り会えますように。





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