愛知県指定天然記念物
三河地震による地震断層 昭和50年12月26日指定
昭和20年1月13日三河湾を震央とするマグニチュード M=7.1の三河地震が 起こりました。この地震における地震断層は東大名誉教授津屋弘達氏によって 深溝断層(ふこうずだんそう、Fukozu Fault)と名付けられています。その後の 調査で、深溝断層は活断層であり、その総延長が約28kmに達していることが 明らかになりました。ここの断層は田の中央を東西に走っており、南側の三ヶ根 山地をふくむ地魂が隆起して、東北東方向へつきあげた結果できたものです。 ここでの最大落差は1.5m、最大左ずれ水平変位は約1mです。これらの 変位量は、それぞれ2本の杭の間隔でしめされています。 |
幸田町教育委員会